ドメイン名を廃止する前に知っておくべきこと
今後、さまざまな理由でドメイン名の廃止を検討されることがあるかもれません。その際に、知っておいていただきたいことをご紹介します。
<そもそもドメイン名を廃止すると、どうなるのか>
第三者がそのドメイン名を登録できてしまう
ドメイン名を廃止し、廃止から一定期間経過すると、そのドメイン名は誰でも登録できるようになります。
廃止されたドメイン名を第三者が新たに登録したとしても、商標の侵害などドメイン名紛争処理方針(DRP)に該当する事由がない限り、第三者によるそのドメイン名の登録を差し止めることはできません。
悪用される可能性も
廃止を検討されているドメイン名のサイトを、多くの人に見てもらえるようさまざまな努力をされてきた方もいらっしゃると思います。
注意したいのは、廃止したドメイン名であっても、他のサイトからのリンクや、検索エンジンによるドメイン名の評価に関する情報は残ることです。
アクセス数などが見込めることなどから、そのドメイン名が関係のない第三者に登録され悪用される可能性もあります。
(悪用される例:詐欺サイト、誹謗中傷サイトなど)
上記を十分に理解した上で、廃止するか否かを検討しましょう。