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信頼されるサイトはどこが違う?
人気のWebサイトをつくるコツ


All Aboutプロファイル谷口 浩一(Webプロデューサー)「サイト再生」を業務の柱としていて、現場を通して顧客の優位性や売りを導き出し、最適なWeb戦略を企画。

企業はもちろん、個人でも、ホームページやブログをもつのはあたりまえの時代。仕事だけでなくプライベートでも、自分で趣味などの情報を発信する機会も多いのではないでしょうか。
しかし、星の数ほどあるWebサイトの中でも、人を惹きつけるサイトとそうでないもので、差があるのはなぜでしょう?
そこで、Webプロデューサーの谷口氏に、人気のWebサイトをつくるコツについて話を聞いてみました。

Webサイトに必要なのは、ユーザーのリクエストに応える「対話力」


▲コンテンツを充実させることももちろん大事。でも、あなたのサイトはユーザーに大きな信頼感を与えているでしょうか?

最近のインターネットユーザーには、「ネットサーフィン」(特に目的を持たず、さまざまなWebサイトを気の向くままに閲覧していく)のような行動はあまり見受けられません。大半のユーザーが、何らかのリクエストを持ってWebサイトを見ているのです。

つまり、Webサイトに求められているのは、「そのリクエストにどれくらい応えられるか」ということ。私は、それを「対話力」と呼んでいますが、サイトの対話力をあげるためには、ユーザの声に耳を傾けたコンテンツの企画・制作が何より重要です。そしてユーザーから選ばれるサイトになるには、有益な情報を継続して提供することが大切です。また、テーマを絞り込んだ専門性の高いサイトは評価されやすく、検索エンジンでも上位にくる傾向があります。

しかし、いくら素晴らしいコンテンツであっても、Webサイト自体に“不安感”を与えるような要素があっては、ユーザーもなかなか訪れてくれません。そこで、重要になってくるのが「ドメイン」です。

長期的な視点で見て、運営しやすく、利用者にとっても馴染みがあって信頼性の高いドメインを選択することがポイントになってきます。

知っておきたい!<Vol.1> ドメインとは?

ドメインは、インターネット上における住所のようなものを表す大切な情報で、「http://△△△.jp」の「△△△.jp」の部分。メールアドレスにも使用されますが、その中でも末尾の「.jp」の部分を“トップレベルドメイン(TLD)” と呼びます。

トップレベルドメインには、国や地域に属するもの(例:.jp、.uk)と、属さないもの(例:.com、.net)など、さまざまなドメインが存在し、「.jp」は日本に割り当てられた日本のドメイン名です。

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