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あなたの会社をネットでPR! 何から始める?

自社サイトへの効率的な誘導を。

最近は、「○○で検索!」という表現で、自社サイトへ誘導する広告を多く見かけます。検索サイトから自社サイトにより高い確率で誘導するために、SEOやSEMを活用することも多くなりました。SEOは検索に引っ掛かりやすくし、検索結果の上位に表示させるテクニックです。ただし、検索サイト側の評価仕様の変更でランキングが下落したり、ユーザーの興味が他のホームページに移るリスクがあります。SEMは広告料をはらって検索結果のスポンサー領域にリンクを出す方法です。これも同じスポンサー領域に競合他社のリンクが並ぶリスクがあります。検索による誘導にはメリットとともにデメリットがあることを認識し、アドレス(URL)によるダイレクトな誘導もうまく組み合わせて活用していくことが重要です。

▲アドレス誘導、検索による誘導には、それぞれ長所短所がある。両方を効果的に活用することが大切だ。

URLでの誘導を有効活用する上で何より大切なのが、ホームページアドレス(ドメイン)の選び方です。「www」を省いた短いアドレスにしたり、「http://日本語.jp」のように日本語がそのまま使える日本語ドメインを使ってブランド名・商品名と同一にするなど、わかりやすく覚えやすいアドレスにすることで、より確実に自社サイトへ誘導することができます。
また、日本語ドメインを使用することで、検索ワードとドメインそのものが一致しますので、検索結果のランキング上位に表示されやすいというSEO効果も期待できます。

しかし、SEO対策を行っても、だれもが上を目指す検索結果で上位に表示されるのはかなりのハードルであることも確かです。そこで最近注目されているのが、ドメインそのもので検索させる、という方法。たとえばスペイン料理屋さん「タパス」の場合。「タパス」はスペインの小皿料理の総称なので、普通に検索しても該当するものが多く、料理全般のページや他のレストランのページなどに埋もれて、なかなかたどりつくことができません。そこで、まずサイトのアドレスを「タパス.jp」という日本語ドメインにし、さらに「タパス.jp」で検索してもらうように誘導しましょう。すると、ドメインとの一致で検索結果の上位に表示されるようになります。さらにドメインは同じものを他人が登録することはできませんから、「タパス.jp」で検索してもらう限り、永遠に競合が現れないと言っても過言ではありません。これはドメインで検索させるからこその好条件といえます。
お金をかけた広告をするまえに、自社サイトの看板であるドメインの活用から確実に始めることがネットでの企業PRの第一歩といえるでしょう。

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