信頼されるサイトはどこが違う?
人気のWebサイトをつくるコツ
ユーザーに安心して訪れてもらうために、見逃せないのが「ドメイン」
例えるならば、ドメインとはWebサイトにとっての「名刺」。Webサイトへ多くの人に訪れてもらうためには、プロバイダから割り当てられるアドレスではなく、独自ドメインにすることが有効です。覚えやすい文字列にすることで認知度がアップし、サイトの世界観やポリシーを伝えることもできるブランドメッセージ的な役割も果たすなど、メリットが多いのです。
また、プロバイダやサービスが変わっても、永久に自分の看板として使い続けることができ、登録も思っているほど難しくありません。
登録時にはどうしても希望の文字列が登録できるかどうかを気にしてしまいますが、末尾の文字列(トップレベルドメイン)にも注目しましょう。語呂やイメージだけで選んではいけません。
●覚えておきたいドメインの3つのポイント
1.わかりやすく覚えやすいドメインに
短い方が良いですが、母音を抜いたような省略形はNG!
ホームページのURLやメールアドレスを覚えてもらうことが、ビジネスで利用する際には一番重要だからです。そのためには、覚えやすく、好印象を与えるフレーズにすることが大切です。
2.信頼できる「.jp」ドメインがオススメ
「.jp」ドメインには、日本に住所がある個人・団体しか登録できないので、「所在のはっきりした日本のサイト」であることをユーザーにもアピールできます。安心感と信頼性を与えられ、商品やサービスなどのブランドイメージを的確に訴求することができます。
3.一度決めたドメインは長く使おう
検索サイトはエイジングフィルタをかける(登録して間もないドメインに対して評価に制限をかける)ので、一度決めたドメインは長く使うのがおすすめです。
ユーザーに覚えてもらえて、好印象を与えられるドメインを選びたいもの。また運営していくうえでの利便性も見逃せません。トラブルが発生した場合、他のドメインでは海外の事業者とやり取りしなければならない可能性もありますが、日本の会社が管理している「.jp」なら全てのやり取りサポートが日本語でできるなどメリットが多いのです。
知っておきたい!<Vol.2> 世界一安全なドメインって?
たくさんの種類があるドメイン、どれにしようか迷ってしまいますよね。選ぶときにひとつのポイントとしてみてほしいのがドメイン自体の安全性と信頼性です。
セキュリティー分野のリーディングカンパニーであるマカフィーがまとめた調査(2009年12月「危険なWebサイトの世界分布」)では、「.jp」ドメインは「世界で最も安全な国別ドメイン」と評価されています。
では、「.jp」が世界一安全と選ばれた理由はどこにあるのでしょう。「.jp」ドメインの登録には、登録者が日本国内に住所を持つことを条件とするほか、「co.jp」は企業、「ne.jp」はネットワークサービスの利用に限るなど、ドメイン名の種類によってはさらに別の要件を満たす必要があるなど、厳格なルールがあります。
また、フィッシングなどに悪用されたドメイン名を見つけた場合、国内外のセキュリティ関連団体やサービスプロバイダーと協力し迅速に対応しており、こういった取り組みが評価につながっているようです。
サイトのドメインは、使う側にも見る側にも安心なドメインを選ぶことが大事なのです。