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ドメインって誰がどうやって管理しているの?

さて、「ドメイン名の登録管理」とは具体的にどのようなものでしょうか。
この「ドメイン名を誰が登録しているか」という情報を適正に管理することが、ドメイン名管理の主な仕事となります。
しかし、私たちがドメイン名を登録する場合、レジストリと呼ばれる管理会社に直接申請することはなく、管理会社との間にプロバイダーやホスティング事業者などの代理店が入り手続きが行われています。

ひとつの代理店を通して様々なTLDを登録することができますが、どの代理店がどのTLDを扱えるのか、実はTLDごとに条件があります。
例えば、「.jp」のドメイン名は、日本国内に住所がある人しか登録できないため、日本の代理店でしか扱っていません。このため、「.jp」のドメインを見れば、日本というイメージがパッと浮かびます。逆に、「.com」や「.net」は、海外のドメイン名ですが、世界中から登録を受け付けているため日本の代理店でも登録することができます。

▲ドメイン名登録の流れ。約270種のTLDのうち、日本の代理店から買うことができるのは、約40種類だ。

つまり、同じ代理店の窓口で登録できるドメイン名であっても、その向こうの管理会社はTLDによってまったく別物です。ドメインを登録する機会があれば、TLDの違いはただの文字列の違いにとどまらず、管理会社も違う、全く別のサービスを利用しているということを是非思い出してみてください。

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